山本逸生
大阪司法書士会は19日、大阪市城東区で10日に開催した「遺言・相続相談会」の訪問者ら29件の個人情報が記載された書類を紛失したと発表した。外部への情報流出は現時点で確認されていないという。
紛失したのは事前予約29件と、うち実際に訪れた28件の書類で、氏名や住所、相談内容などが記されていた。相談会の責任者の司法書士が11日、奈良県内の喫茶店などで集計して保管していたが、14日に書類がないことに気付いたという。
同会は相談者らに電話し、連絡がついた14人に謝罪。奈良県警に紛失届を提出した。今後は相談会の当日に集計し、同会本部に書類を提出するよう徹底するという。谷嘉浩会長は「多大な迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。再発防止に努める」との談話を出した。(山本逸生)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル